2004年10月
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絶対音感 (1)
大昔に一度書いた気がするけどまぁそれはいいとして、(爆)
今回は絶対音感のお話。

絶対音感という言葉自体はTV等でもよく取上げられるし、
ベストセラーとなった最相葉月さんの本等の影響もあって、
今や誰もが知る言葉だと思うけど、この言葉の「定義」を明確に答えられる人、
もしくは答えているものがあるかというと、皆無に等しい。

ちなみに、辞書では以下の通り。

絶対音感(名)「音」
任意の音の高さを聞き分ける感覚。
訓練によって養うことが出来る。(⇔相対音感)
(見坊豪紀他著 三省堂国語辞典(第三版)P582より引用。)

【絶対音感】
「任意の音の高さを、他の音との比較なしに知覚しうる能力。」
【相対音感】
「ある音を基準として,他の音の音高を区別判断する音感。」
(goo辞書 国語辞典より引用。)

ものすごく曖昧だよね。(苦笑)

辞書の内容はいろんな意味に取れるので気付かないんだろうけど、
TV等の影響か、ピアノ等を鳴らして音名で歌えればそれで絶対音感だと思ってる人が多い。
しかもこれに「幼少のうちに訓練しなければ身につかない」という情報もプラスされている。
たまに「私は絶対音感がないから耳コピは出来ない」なんていう人もいるくらいだから、
これがもう常識として広まってしまっているのだ。

音名を聴いて当てるなんてのは訓練すれば誰もが身につけ得るものだと思う。
趣味で耳コピしてる人なんかは全くの未経験でも
ある程度数をこなして音を聴いて解るくらいのレベルにはなってるし、
もっと高度なレベルでも、例えばヴァイオリンなんかのレイトスターターでも
プロ同様に演奏してる方は沢山いる訳で、
この「常識」が矛盾だらけなのが解ると思う。
2004年10月12日(火) No.453

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