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巧のところに面会にいった日やなにかあった日だけ書いています
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3月5日
主治医からあまりよくない状態との言葉
今日巧は吐血したらしい。吸いきれなかったのか唇や吸飲のチューブの色が赤く変色していた。
先生が言うにはおしっこの感染もあるけど吐血はお腹の中でなにか膿んでいてそこからなのかどうなのかわからないらしい。お腹の様子をみたいが今の巧の状態では危険だし肺や胃にはいった血を吸い出したくても胃から先にチューブがはいらずどうなってるのかさっぱりわからないらしい。
ラボナールを切ったあとフェバノール大量投与の治療でだいぶ肝機能が低下してしまってるみたい。小さな痙攣もよくみるしこの200近い心拍もおしっこの感染からなのか熱からなのかそれとも痙攣をちゃんと抑止できていないことからなのかわからないとのこと。
まだ治療方針とかお腹をひらくかどうかなど未定だけど・・・
この空間は変な空間だなぁ〜とふと思った
今深刻な顔して説明してた先生がもう手を洗いながら看護婦さんと笑ってはなしてるし。
斜め前では赤ちゃんを抱いて大笑いしてるし。
だから今日の巧はなんの反応もなかった。ただただ苦しそうな痛そうな感じだった。先生は痛くてお腹に力がはいって硬いっていってたけど巧は声なんて出ないから痛いもいわないし泣きもしないしうなりもしないから周りの人は痛いんだろうくらいだけど本当はものすごく痛くて普通ならのたうちまわって絶叫してる痛みかもしれないとおもうととても耐えられない。
2005年3月5日(土) No.160

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